台湾留学やワーキングホリデー中
または中国語学習中に出会う
間違いやすい中国語単語!
前回の第六弾では「報價・估價」を
紹介しました
第六弾はコチラから↓
今回は第七弾として
「以為・認為・覺得」について
例文を使って紹介します。
日本語では全部「思う」
という意味ですが、
実は3つの単語には
微妙なニュアンスの違いがあり
中国語では下記のように
使い分けています。
ぜひチェックしてみてください♪
以為・認為・覺得
♦ 以為 yǐ wéi
<ニュアンスの違いについて>
何らかの事柄に対して
そう思っていたが、
実はそうではなかった。
というニュアンスをもつ言葉です
自分が思っていたことと
事実が違った時に使う言葉でもあり
自分が勘違いしていた時に
使う言葉でもあるため
言い訳する時にも
多く用いられる言葉です。
後ろに来る言葉としては
「沒想到・・/居然・・
(まさか・・とは思いませんでした)」
などの驚きを表す言葉が
よく使われます。
<例文>
我以為他不會參加,
沒想到居然真的跑來了。
(彼は参加しないと思っていたので
まさか来るとは思いませんでした。)
♦ 認為 rèn wéi
<ニュアンスの違いについて>
何らかの事柄に対して
根拠や理由があって
確信を持ってそう思う
ことを表す時に使われます。
ただ、その根拠や理由が
実際に正しいかどうかは関係なく、
あくまでも話し手、個人の主張です。
そのため、主観的な感じや主張が
やや強くなります。
<例文>
聽他本人說他當天已經有安排行程了,
所以我認為他不會參加。
(その日は先約が入っていると
本人から聞いているため、
彼は参加しないと思いますよ。)
♦ 覺得 jué de
<ニュアンスの違いについて>
何らかの事柄に対して
根拠や理由があってそう思うのではなく
ただ話し手がなんとなく
そんな気がしたり、感じたり、
自分がそういうふうに推測したりする。
時に使われることが多いです。
素直に自分が思ったこと、感じたこと
考えたことを口にする場合に使えます。
日常会話でよく使われている
とても気軽に使える言葉です。
<例文>
感覺他是一個很怕生又不擅長社交的人,
所以我覺得他不會參加。
(人見知りで社交が
とても苦手な彼のことだし、
参加しないような気がしますね。)
まとめ
今回は日本語にすると「思う」にあたる
3つの単語
「以為」・「認為」・「覺得」
について紹介しました。
皆様、いかがでしたか?
使いどころやニュアンスの違いは
うまく捉えられましたか?
日本語ではどれも「思う」
という意味ですが、
少しずつニュアンスの違いが
ありますね・・・
ちょっとしたニュアンスの違いや
言葉の組み合わせによって、
聞き手に与える印象が異なるので
細かなニュアンスの違いを理解して
使ってみて下さい
少しでも皆様の中国語勉強の
お役に立てればうれしいです。
他にもまだまだ似たような
単語って多いですよね!
例文や解説を見て使い方を覚えてどんどん使って慣れていきましょー