台湾留学・ワーキングホリデー中
語学学校で中国語学習をしている時に
似ている単語や
意味が同じような単語が出てきて
戸惑うことってありませんか?
どんな時にどちらを使うのか
どんな使い方をするのかなどなど
今回は似ている中国語第一弾として
例文を使って紹介します
忽然と突然
♦ 忽然 hūrán 副詞
日本語は【突然】です
♦ 突然 tūrán 副詞・形容詞
日本語は【急に・突然】です
解説
同じ部分:
二つとも予想外の状況で
いきなり何かが発生した場合に
使います
副詞として使う時はどちらでも可能で
「忽然」よりも「突然」のほうが
インパクトが強いです
また、「忽然」
日本語で「こつぜん」と読み
中国語でも人やものが急に現れたり
消えたりする状況で
使用することが多いです
日本語でも
忽然(こつぜん)と姿を消した
などと言いますよね
違う部分:
忽然は副詞となり
突然は副詞だけでなく
形容詞の使い方もあります
忽然はいきなり発生した時間の強調
突然は発生した事件と意外感の強調
では、下の例文を見てみましょう
例文1:
他忽然站起來。
⇒彼は突然立ち上がった
他突然站起來。
⇒ 彼は突然立ち上がった
この例文ではどちらでもOK
例文2:
天氣變化的很忽然。
⇒ここでは忽然は使えません
⇒ 天氣變化的很突然。
天気変化がすごく激しいです
居然と竟然
♦ 居然 jūrán 副詞
日本語は【まさか・予想外のこと】です
♦ 竟然 jìngrán 副詞
日本語は【意外にも・まさか】です
解説
同じ部分:
二つとも予想していたことと違い
予想外のことが
発生した場合に使います
「意外だった」のような感じです
居然 のほうが
やや強い口調な感じがします
違う部分:
二つとも予想外のことが
発生した場合に使い
「意外だった」のような
意味を持ちますが
「竟然」のほうが話し手の
主観的な考えが入り
マイナスな意味が伴います
例文:
這麼重的行李,他居然背著走了1小時。
⇒ こんな重い荷物をなんと1時間も
背負って歩いた
這麼輕的行李,他竟然不願意拿。
⇒ こんな軽い荷物を持ちたくないとは
ありえない
まとめ
中国語の意味の似ている単語に関して
紹介しました
他にもまだまだ似たような単語って
多いですよね
例文や解説を見て使い方を覚えて
どんどん使って慣れていきましょう