台湾留学やワーキングホリデー中
または中国語学習中に出会う
間違いやすい中国語単語!
前回の第八弾では「符合・適合」を
紹介しました。
第八弾はコチラから↓
今回は第九弾として
「讓・令」について
例文を使って紹介します。
パッと見たら
どちらも使役(他人に何かをさせる事)
を表す言葉ですが
実は2つの単語には
微妙な意味の違いがありますよ!
中国語では下記のように
使い分けています。
ぜひチェックしてみてください♪
讓・令
♦ 讓 ràng
<使う場面>
(1)(争い・試合などで
他人に利益を)譲る
(2)(一定の値段で)譲り渡す
(3)【使役を表す言葉(話し言葉)】
~させる(色んな場面で使える言葉)
(4)~させてください、~させて頂く
<例文>
①
他很親切地把位子讓給了那位老婆婆。
(彼は親切に席をおばあさんに譲った)
②
她把多餘的門票轉讓給我。
(彼女は余ったコンサートチケットを
私に譲り渡した。)
③
這個方法只會讓情況更加惡化吧。
(この方法は事態をさらに
悪化させるだけだろう。)
④
首先讓我向各位表達幾句祝賀的話。
(まず皆様にお祝いの言葉を
述べさせて頂きます。)
♦ 令 lìng
<使う場面>
(1)~するように命じる・命令する
(2)【使役を表す言葉(書き言葉)】
~させる
(人を対象に使うことが多い。
感情や状況の変化を表す時に使う言葉。)
<例文>
①
社長下令要我們每天九點上班。
(社長は私達社員が
毎日9時に出勤するように命じた。)
②
下屬犯的錯令我生氣。
(部下のミスは私を怒らせた。)
まとめ
今回はよく似ていて間違えやすい
2つの単語「讓・令」
について紹介しました。
皆様、いかがでしたか?
使う場面や意味の違いは
うまく捉えられましたか?
ちょっとしたニュアンスの違いや
言葉の組み合わせによって
聞き手に与える印象が異なるので、
細かなニュアンスの違いを理解して
使ってみてくださいね!
少しでも皆様の中国語勉強の
お役に立てればうれしいです。
他にもまだまだ似たような
単語って多いですよね!
例文や解説を見て使い方を覚えて
どんどん使って慣れていきましょう