台湾留学やワーキングホリデー中
または中国語学習中に出会う
間違いやすい中国語単語!
前回の第十弾では「救・拯救」を
紹介しました。
第十弾はコチラから↓
今回は第11弾として
残念を表現する
「遺憾・可惜・不甘心」について
例文を使って紹介します
パッと見たら、
関係なさそうと見えますが
実は、ある事に対して
遺憾や不満の気持ちを
抱いていることは同じところで
ただ、微妙なニューアンスの
違いがありますよ!
中国語では下記のように使い分けています。
ぜひチェックしてみてください♪
では、本文に入りましょう。
遺憾・可惜・不甘心
♦ 遺憾 yí hàn
<使う場面>
【話し言葉・書き言葉】
ある事柄または展開が思い通りにならず
心残りがして気持ちが引かれる
<例文>
他錯過了升遷的機會,感到有些遺憾。
(彼が昇進の機会を逃して、少し遺憾に思う。)
膝下無子是他終身的遺憾。
(子供がいないのは、
彼にとっては一生の遺憾と思える)
♦ 可惜 kě xí
<使う場面>
【話言葉】
ある物事や人に対して
悲しみ惜しむ気持ち、残念
<例文>
這次比賽差一點就贏了,真是可惜
(今回の試合、
もう少しで勝てたのに、本当に残念です)
我真的很喜歡這個包包,
可惜我手頭前不夠,改天再來買
(このカバンは、すごく好きですが
ただ、今は持ち合わせがちょっと足りなくて
本当に残念ですが、今度こそ買いに来ます!)
♦ 不甘心 bù gān xīn
<使う場面>
【話言葉、書き言葉】
失敗や思い通りにならないことに対して
悔しいと思う。気が済まない。
<例文>
雖然失敗了,但還是不甘心放棄,一直在努力。
(失敗したが、諦めるのも気が済まないので
ずっと頑張っている)
不甘心自己這麼努力,換來的卻只是他人的嘲弄
(こんなに頑張ったのに
結局皆に揶揄われるなんて、本当に悔しい)
まとめ
「遺憾」「可惜」「不甘心」は
いずれも「あることに対して
不満な気持ちを持つ」という
意味がありますが
それぞれ微妙に異なる
ニュアンスがあるので
文脈に合わせて正確な表現を
選択する必要があります。
中国語の意味の似ている単語に関して
紹介しました
他にもまだまだ似たような単語って
多いですよね
例文や解説を見て使い方を覚えて
どんどん使って慣れていきましょう