台湾留学・ワーキングホリデーで
台湾にお越しの皆様
今年もこの時期がやって来ました!
旧正月、そう!台湾のお正月「春節」
去年は年が明けて間もなく
1月20日が「除夕chúxī」
(日本の大晦日にあたる日)
でしたが今年は2月に入って
「春節」を迎えます。
ということで
2024年の台湾のお正月「春節」と
「春節」について紹介します!
2024年の春節期間
旧暦に基づいて
祝日となることが多い台湾では
春節(旧正月)だけでなく
様々な行事の日付が
その年によって変わります。
春節(旧正月)もその一つで
2024年は2月9日が
大晦日に当たる「除夕」
振替休日などを含め
2/8~2/14が春節の連休、
7日連休となります。
台湾の春節の様子
日本のお正月というと
クリスマスが終わって
27日当たりから正月ムードが
漂い始める印象ですが
台湾では春節の1か月ほど前から
春節のお祝いムードが高まります。
お店などで春節の赤や金色の
張り紙や飾りが売られる他
毎年、春節前になると
恒例の「年貨大街」が台湾各地で開催!
食べ物の屋台がずらりと並び
春節用品や期間中に食べるものを
買いに来る方で賑わいます!
台北の「年貨大街」というと
「大稻埕(迪化街)」が有名ですよね!
ただ、この賑わいも
実際に春節に入ると
家族と一緒に過ごす方が多く
街中のお店やレストランのほとんどが
休みに入るので、街は静かになります。
日本のお正月に帰省をしたり
家族と過ごす方が多いのと同じく
台湾でも春節期間になると
実家に帰り
旧暦の大晦日には家族が集まって
年越しの夕食をみんな一緒に食べます
飾り・食べ物
【飾り】
台湾では春節前に
文房具屋さんや日用品店で
様々な飾りが販売されます。
2024年は日本と同じく
台湾の干支も「辰(たつ)」となり
龍のモチーフの飾りも多く見られます!
また、春聯という飾りを飾る習慣があり
「福」、「春」、「満」などの
縁起のいい文字が書いてある赤い紙が
お店や会社などに貼られてるのを
見たことがある方も
多いのではないでしょうか?
また、春聯は
文字が逆さまになった状態で
貼る風習があります!
これは中国語で逆さまにする
という意味を表す「倒」と
到達するという意味を表す「到」の
発音が同じく「dao」のため
春聯の福や春を逆さまにして
福到来・春到来ということを
示しています。
【食べ物】
日本のお正月というと
「おせち料理」や年越しそば
お雑煮などがありますよね!
台湾でも日本のお正月料理にあたる
「年菜」があり
多くの家では大晦日の夜に
家族が集まり全員で一緒に
「年菜」を食べます。
この大晦日の食事を「年夜飯」と言い
「年菜」は縁起が良いとされる物が
食べられていて
食卓には以下のようなもの並びます
・年糕・魚・發糕・髮菜
・白蘿蔔(菜頭)、蘿蔔糕
・雞・鳳梨・橘子
それぞれ縁起が良いとされる由来も
あるのでよかったら
調べてみて下さい!
春節期間の注意点
お祝いムードが漂う時期ですが
注意点もあります。
【レストランなどが休み】
外食文化の台湾、
普段は多くの屋台や
ご飯屋さんがあって
便利な台湾ですが
この期間はお店も休みになり
いつものように簡単に食べ物を
購入できなくなります。
コンビニなどはやっているので
この期間はコンビニで
ご飯を買うという方も
少なくない印象です
また、連休後半になると
徐々に営業を開始するお店も
ありますが
お店ごとに違うため
お店のフェイスブックや
情報を確認しましょう
【休み期間前と終わりの交通が混む】
日本の正月帰省ラッシュと同じく
台湾の春節前は実家に戻る方
連休終わりになると
実家から帰って来る方がとても多く
長距離交通機関がかなり混み合います
事前に予約などをしておくと良いです。
【タクシー代が上がる】
台湾では春節連休の間
タクシーの割増料金が設定されます。
また、タクシーの運転手さんも
休む方が多く
普段よりもタクシーの数が減り
多少ですがつかまりにくくなる印象。
まとめ
今年ももうすぐ春節ということで
台湾の春節に関して紹介しました!
台湾では春節を迎えてからが
新しい年の始まり!
という雰囲気が強く
気持ちも新たになります。
台湾で春節を過ごす方は
是非、雰囲気を楽しんでみて下さい。